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東京と地方、集中と拡散

東京がいつまで今の状態にあるのか、不安とは少し違うが、少々気になることが時々ある。

たとえば、こんなことだ。

◆東京から地方への分散


「昨今は、東京の有名大学でも関東圏出身者が大半」という話を聞いたことがある。かつては全国から集まっていた。状況が変わったのは、おそらく、地方にも大学があるからだろうし、それでも問題ないからだろう。

ということは、地方の人材が最初から地方に留まるようになり、東京への一極集中の傾向がおさまり、相対的に地方の地位が上がり、東京の地位は下がってくるのではないだろうか。
これは、東京への人口流入に歯止めがかかり、一方で現状を維持できなくなることにつながる。

たとえば、ワールドビジネスサテライトやサンデープロジェクトといったビジネス系のテレビ番組では、しばしば地方都市の企業の活躍を取り上げている。このように、現状でもすでに「東京でなければ全く無理」ではない。これからはその傾向が強まるのではないか。


あるいは、こんなことも気になる。

◆集中・拡散、どっちなんだ?


政府が進めていた「首都機能移転」はなんとなくうやむやになっているものの、「多極分散型国土形成促進法」や「さいたま新都心の建設」など、一極集中を解消しようという施策も実際にある。

だが、一方で、首都圏の交通整備、たとえば「つくばエクスプレスや成田空港新線の建設」「羽田空港24時間化」「東名リニア新幹線(註)計画の促進」「首都圏高速道路網の充実」なども進めている。これは、東京を中核とする方向に他ならない。

つまり、政府が進もうとしている方向が定まっていない、ということだ。

それでいいのだろうか。

国としても問題だが、東京としても「あり方」がはっきりしないのは問題だ。


日本橋のフタ
日本橋の「フタ」(08.08.08)

日本橋にフタをするほどの首都高速道路網は、「良し悪しの判断もできない、安易な選択」だったかもしれない。

しかし、それでもあれを作るだけのエネルギー資金はあった。それは政府のカネだったかもしれないが、政府は首府にそれだけの資産を与えた。現在のヒト・カネ・モノの集まり方は、その結果だ。

つまり、政府が中央集権国家を作ろうとしているのは、明治以来、今に至るまで変わっていないということになる。
「同じ政府だから、変わらないのは当然」とも言える。だが、それは、「進歩がない」とも言う。

一極集中」と「地方分権」。どちらへ進むのか、今は社会がせめぎ合っている段階なのかもしれない。
(了)



東名リニア新幹線
よく「東京から大阪の中央リニア新幹線」と報道されているが、JR東海が計画をなかば強行しているのは、東京から名古屋までだ。そこから先についてはかなり不透明な状態で、作れるかどうかも分からない。

東京から大阪へ行きたい客は、名古屋でわざわざ乗り換えるだろうか。
現在、東京から大阪までは約2時間30分。JR東海は、リニアで東京から名古屋までは40分ほどとしている。現在、名古屋から大阪までは約50分なので、合計で1時間30分。ここに乗り換え時間と列車の待ち時間を入れると、現状からの短縮は40分程度だろうか。「のぞみ」のように「とりあえず駅に行けば、すぐ乗れる」という状態まで列車を頻発させることは難しいと思われるので、実際の所要時間はさらに長くなる。
それでも、乗り換えてでも使うだろうか。対象となる客は、かなり限定されるように思われる。

東京-名古屋-大阪の旅客者比率は知らないので単なる想像だが、東京-名古屋の客よりは東京-大阪の方が多いのではないだろうか。だとすれば、大阪までつながらないと、実用的にはあまり意味がないのではないだろうか。
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2009-05-06(水) | Trackback(0) | Comment(0)

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野口 賢治

Author:野口 賢治
齢三十有余。転勤で名古屋にいた一年半を除けば、生まれてこの方、東京暮らし。物心ついてからは、縄文時代には水の底だったあたり。しかも、一人暮らしを始めてからも、好き好んでその辺に。軟弱地盤が好きなんです。


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