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東京の人口の推移

東京の人口は、グラフにするとこんな動き方をしている。

人口の推移
東京都 総務局統計部 東京都の統計 人口の動き(平成20年中) 参考図より引用
(クリックすると別ウィンドウで拡大表示)

これを日本全体の人口と比べたグラフだと、こういうことになる。

大正9年からの東京と日本の人口
東京都 総務局統計部 東京都の統計 人口の動き(平成20年中) 参考表4
人口の推移(東京都、全国)の数値から加工(クリックすると別ウィンドウで拡大表示)

全国の人口を1/10にし、(都民)/(国民)の比率を折れ線グラフにした。
左側の軸が人口(単位:人)、右側の軸が割合(単位:%)になっている。

なお、東京「府」が「都」になったのは、1943(昭和18)年。したがって、それ以前は都民ではなく「府民」なのだが、便宜上、全て「都民」でくくった。
元になっている数字にはいろいろな註釈が付いているが、全てを説明に加えると煩雑になるため、全て割愛した。したがって、「大まかな数字」として見て頂きたい。

ちなみに、もう少し時間を広げ、明治5年からにしたグラフにすると、こうなる。

明治5年からの東京と日本の人口
東京都 総務局統計部 東京都の統計 人口の動き(平成20年中) 参考表4
人口の推移(東京都、全国)の数値から加工(クリックすると別ウィンドウで拡大表示)

東京の人口は、1939(昭和14)年に700万人を超え、全人口の約1割に及んでいた。
ところが、1945(昭和20)年には、前年の半分以下、350万人に満たない所まで減少した。

これは、言うまでもなく、米軍の無差別(註)爆撃による。
もちろん、原因は直接的な虐殺だけではなく、疎開や、社会の混乱による数値の不確実などもあるだろう。
それにしても、極端だ。
1923(大正12)年の関東大震災と比べれば、一目瞭然だ。

関東大震災は、全国との人口比を見ると目立つが、人口だけを見ているとよく分からない程度。空襲とは「規模が違う」ということだろう。

戦後の人口増加も目を見張るものがある。

終戦から10年後の1955(昭和30)年には、都民は800万人を超えている。すでに戦前の人口を上回っている
この中には戦地や外地・疎開先などから戻ってきた人もいるだろうが、それらが一段落付いたのではないかと思われる1950(昭和25)年から見ても、170万人以上増えている。

その後も、全国を圧倒的に上回る速度で増え続ける

このとき、23区の人口が増えているのももちろんだが、増え方として、市の方が大きくなる時期がある。これは、

 ・都心部の飽和
 ・区部の地価高騰
 ・農村地帯の住宅開発が進行

などによるのだろう。

しかも、人口が急増する傾向は東京だけではなく、周辺地域にも広がっている。これはつまり、「東京」がもはや「東京都」には収まらないほどにふくらんでいることを示している。

面白いのが、オイルショックによって高度経済成長が終わったあたりから1,200万人弱で落ち着いていた都民の数が、ここ10年ほど、再び急速な増加を示していること。
東京都 総務局統計部 東京都の統計 東京都の人口 (推計)(別ウィンドウで開きます)によれば、2009年3月の推計人口は、約1,290万。例年4月5月に大幅に増えている所を見ると、最近の東京人口の増加は就学と就職に因るのだろう。
(了)



無差別
おそらく、正確には「無差別」ではない。
効率を考えて、人が多くいそうなところを集中的に攻撃したと思われる。焼夷弾は、日本家屋がよく燃えるように開発したわけだし。
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【参考資料】
ホームページ
●東京都 総務局統計部 東京都の統計 人口の動き(平成20年中)
http://www.toukei.metro.tokyo.jp/jugoki/2008/ju08q10000.htm
●東京都 総務局統計部 東京都の統計 東京都の人口 (推計)
http://www.toukei.metro.tokyo.jp/jsuikei/js-index.htm



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人はなぜ東京に集まるのか:大学の設置
山の手も下町?
東京はいつできたのか
東京人は冷たい?
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2009-04-11(土) | Trackback(0) | Comment(0)

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Author:野口 賢治
齢三十有余。転勤で名古屋にいた一年半を除けば、生まれてこの方、東京暮らし。物心ついてからは、縄文時代には水の底だったあたり。しかも、一人暮らしを始めてからも、好き好んでその辺に。軟弱地盤が好きなんです。


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