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「愛国心」とは 2

現代の日本人は、根本的に、「自分が住んでいる所に対する関心」自体があまりないように感じる。
それは、「江戸っ子には三代必要」ではないが、親がそういう状態であれば子供も自然にそうなるわけで、世代・在住年数・場所などに関わらず、広く見られる状態だと思う。

結果として、東京に住んでいても、あるいは他の場所でも、自分の在所に対して「愛着」とか「誇り」とか「良くしよう」とか、そういう気分にはならないようだ。

自分のふるさとに強い愛着がある身としては、これは、なんとも悲しい。

国内第一の都市で、首都でもある以上、粗雑に扱われるのもある程度は仕方ないと思う。
思うのだが、それにしても、もう少しなんとかできないものかと常々思うのである。このサイトを始めたのも、そんな気持ちが原点のひとつにはある。

だからといって、ここでわめいてもどうなるものでもない。
仕方がないので、同じようなことを勢いよく語る幸田露伴『一国の首都』の一部を書き写して携帯している。
これでは「負け犬が傷を舐め合っているだけ」という気もするが、自分ひとりではないということは、それだけでも心強いものだ。それが露伴ともなれば、なおさら。

東京については、ちょっとやそっとじゃどうなるはずもないのは、人の動きなどを考えれば、当然のこと。
だが、だからといって、それぞれが自分の田舎に対して愛着があるのかと思えば、必ずしもそのようにも見えない。ある程度は見栄を張っている部分もあるのかもしれないが、「故郷へ錦を飾る」という考え方自体が、ないのではないか。どちらかというと、「銀座でベコを飼う(註)」という方向が強いようにも見える。
「だったら、東京に住んでるんだから、東京に愛情を持って接して欲しい」と思うのだが、そうはならないらしい。

「自分が今いる所は仮の住居、終の棲家はより高く」なのかもしれない。
常に高みを目指すのはいいことだ。しかし、足元も忘れてはいけないだろう。今の足元は現在地だし、根元的には故郷になる。
故郷は、日本国内であれば都道府県だったり市区町村だったりする。国際的には日本になる。
それらが指しているのは「地域」だ。行政組織ではない。

「故郷」と書いて「クニ」と読む。愛国心の「国」とは、その「クニ」なのではないだろうか。
言葉は他のものでもかまわない。
もうちょっと、それぞれの「クニ」を大事にしてほしいな。
(了)



銀座でベコを飼う
元の歌詞では、ベコを飼うのは東京で、銀座で買うのは山。
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【参考資料】
ホームページ
●歌ネット - 吉幾三 - 歌詞 - 俺ら東京さ行ぐだ
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=1127



つながるページ
三つ子の魂には三代必要?
東京人は地元民?


「愛国心」とは
「愛国心」とは 1
●「愛国心」とは 2




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2009-07-18(土) | Trackback(0) | Comment(0)

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野口 賢治

Author:野口 賢治
齢三十有余。転勤で名古屋にいた一年半を除けば、生まれてこの方、東京暮らし。物心ついてからは、縄文時代には水の底だったあたり。しかも、一人暮らしを始めてからも、好き好んでその辺に。軟弱地盤が好きなんです。


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